名古屋での学会発表も無事終了し、ホッと一息ついています。
今回は当院での精索静脈瘤手術についてポスター発表を行いました。
見てくれた泌尿器科Dr.からの質問が多かったのが日帰り手術の流れについてです。
全身麻酔で日帰り手術となりますと、朝来院して手術を受け、夕方帰るというイメージが強いかと思います。
当院では麻酔方法や術後の鎮痛を工夫することで、以下のような「昼来院」のスケジュールで行っています(※ただし、状況によっては朝10時来院の場合もあります。2019年4月現在)。
顕微鏡下精索静脈瘤手術(低位結紮術) / 全身麻酔・日帰り手術のスケジュール
実はこのようなスタイルが実現できるのは麻酔科Dr.の「技」があるから、と言えます。全身麻酔から速やかに覚醒させて、痛みに関して不安にならないような工夫をしています。帰宅するまでの時間は多少伸びてしまうこともありますが、皆さん予定通りにその日のうちに帰られています。
当院は麻酔科が常勤医なので、いつも慣れたメンバーで麻酔・手術を行っており、患者さんにも安心していただけていると自負しています。