ついに令和時代に入りましたね!
昨日の皇位継承の儀式でも、雨の予報だったのに陽が差してきて、新しい時代を祝福するかのようでした。
皇太子ご夫妻の色々なエピソードを目にする機会が非常に多くなっていますが、雅子さまの「お世継ぎ問題」の話しは今更ながら考えさせられるものがありました。
現役バリバリのキャリアウーマンが29歳で皇室に入り、結婚して3年、32歳の頃が「お世継ぎ」に関するパッシングがピークだったとか。
そして愛子さまを妊娠したのが結婚8年目の37歳。想像しただけでも、いかほどのプレッシャーだったか憂うべき状況と言えます。
現在は結婚して通常の夫婦生活をして1年妊娠しなければ「不妊症」とされ、6~7組に1組のカップルが不妊症と推測されています。
しかし、ご夫婦を取り巻く環境はそれぞれ異なっています。不妊診療はこういった個々の患者さんごとにその社会的、経済的、心理的な背景などを考慮しながら進めていく必要があります。
私は医学部を卒業したのが平成2年でです。まさに平成時代の医療を体験・修得してきたのですが、まだまだ未熟で、患者さんから教えられることもたくさんあります。今後も患者さんご夫婦に寄り添った質の高い診療ができるよう精進していきたいと思います。