精液検査
当クリニックでは、最新の精子自動分析装置(SQA-V)を用いた詳細な精液検査を実施しています。
- 基本的には予約優先制で診療を行っていますが、予約なしで精液検査を受けていただくことも可能です。
- 男性器の視診や触診は実施せずに、精液検査だけを受けることもできます。
- ご希望の方は、他の検査も同時に受けていただけます。
- 精子の状態をモニターで一緒に見れます。
当院内で実施する場合
個室トイレをご用意しています。
ご自宅で採取していただく場合
採取から2時間以内にお持ちください。また、お持ちになる際は容器をズボンのポケットに入れるなどして、温度が下がらないようご注意ください。
なお、禁欲期間2日~7日の状態で採取していただくと、最も信頼できる検査結果が得られます。
超音波検査(ドップラーエコー)
精子の数が少ない時や動きが悪い時は、いくつかの原因が考えられます。その中でも特に多いのが精索静脈瘤という病気です。睾丸から腎臓付近に血液が戻る際に逆流してしまう病気ですが、これを調べるために当院では超音波検査を実施しています。触診や視診で精索静脈瘤の兆候が見られることもありますが、正確な診断を行うためには超音波検査を受けられることをお勧めします。
尿検査
男性不妊の原因の一つが慢性前立腺炎です。これは30代〜40代くらいに多い病気で症状は比較的軽いため、自覚症状では気付かないことも多々あります。そのため慢性前立腺炎を調べるために、尿検査を実施することもあります。
ホルモン検査
精子は脳下垂体から出ているホルモンが精巣を刺激することで作られます。精子の数が少ない方の中にはこのホルモンが足りてないという方もいらっしゃるため、血液検査によって調べます。もしホルモンが足りていないことがわかった場合は、低ゴナドトロピン性男子性腺機能低下症(MHH)という難病の可能性が考えられます。
※当院では、検査結果はすべて患者さんご本人にお渡ししています。もし女性が産婦人科に行く際に必要でしたら、お持ちください。
ブライダルチェック
結婚前に精子の状態や性病のチェックをすることができます。大切なパートナーを守るためにも、気になる方はぜひご検討ください。
検査項目
- 精液検査
- 血液検査
- 尿検査
※B型肝炎、C型肝炎、梅毒(TPHA、RPR)、HIV、クラミジア尿道炎、淋菌性尿道炎などを調べることができます。